Git の基本的な運用手順について紹介します。
Gitのリモートリポジトリ(Gitのサーバー)を準備します。以下の選択があります。
GitHub(https://github.com/)を利用してリモートリポジトリを準備できます。
GitHubへのサインアップ手順はこちらの記事を参照して下さい。
サーバーを構築してGitをインストールすることでリモートリポジトリを準備できます。LinuxマシンにGitを導入する手順はこちらの記事を参照してください。
Azure DevOps Server のオンラインホスティング版の Azure DevOps Services を利用することもできます。https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/devops/からサインアップして利用できます。
Windows Serverを用意し、Azure DevOps Server をインストールすることで、Gitのリモートリポジトリを利用できます。Azure DevOps Serverのインストール手順についてはこちらの記事を参照してください。
Gitリポジトリへアクセスするためのツールを準備します。以下が利用できます。
Gitのコマンドで操作する場合は、Gitをインストールします。Windowsマシンの場合は Git for Windows が利用できます。Git for Windows のインストール手順についてはこちらの記事を参照してください。
GUIで操作するためのツールとしてTortoiseGitがあります。TortoiseGit のインストール手順についてはこちらの記事を参照してください。TortoiseGitを導入する場合は、事前に上記の Git for Windows をインストールする必要があります。
Visual Studioを導入すると、サーバーがVisual Studio のUIからGitのリポジトリにアクセスできます。
リモートリポジトリ (サーバー側のリポジトリを作成します。)
GitHubの管理画面からリポジトリを作成します。手順についてはこちらの記事を参照してください。
サーバーにて
のコマンドを実行します。手順の詳細についてはこちらの記事を参照して下さい。
Azure DevbOps Serverの場合はこちらの記事を参照してください。
Team Foundation Serverを利用している場合は、クライアントのVisual Studioから作成します。「チームプロジェクトの作成」をします。チームプロジェクト作成手順の詳細はこちらの記事を参照してください。
作成した直後のリポジトリは空ですのでファイルを追加します。
作業は不要です。次に進みます。
SubversionのリポジトリをGitリポジトリに移行する場合は、SubversionリポジトリをGitリポジトリに変換し、Gitのリモートリポジトリにプッシュすることで移行できます。移行手順についてはこちらの記事を参照してください。
リモートリポジトリの複製をローカルマシンに作成します。サーバーのファイルをローカルにダウンロードするため、Subversionのチェックアウトと似た作業になります。
TortoiseGitでリポジトリの複製を実行する手順はこちらの記事を参照してください。GitHubを利用する場合はこちらの記事を参照してください。
サーバーがTeam Foundation ServerのGitの場合はこちらの記事も参照してください。
Visual Studioでリポジトリの複製を実行する手順はこちらの記事を参照してください。
ソースコードを編集します。
通常の作業と同様にソリューションを開きコードの編集をします。新しいファイルを追加した場合はファイルの追加をする必要があります。ファイル追加についてはこちらの記事を参照してください。
ソリューションを追加する場合はこちらの記事を参照してください。
編集したコードをリポジトリにコミットします。この「コミット」はSubversionのコミットとは異なり、ローカルリポジトリへのコミットとなります。コミットだけではコードは全体にはまだ反映されません。
TortoiseGitでコミットする手順はこちらの記事を参照してください。GitHubにコミットする場合の手順はこちらの記事を参照してください。
ステージングを利用してコミットする場合はこちらの記事を参照して下さい。
コミット後にローカルのリポジトリのコミットをリモートリポジトリに反映させます。Subversionのコミットに近い作業です。
TortoiseGitでGitHubにプッシュする場合の手順はこちらの記事を参照してください。