Visual StudioでGitリポジトリでソースコードを管理している場合に、ソリューション内でソースコード管理されていないプロジェクトをソースコード管理に追加する手順を紹介します。
ソースコード管理されているソリューション内で、ソースコード管理されているプロジェクトと、そうでないプロジェクトが出来上がってしまうケースがあります。
ソースコード管理されていないプロジェクトは、プロジェクトアイコンの左側に南京錠のステータスアイコンが表示されていません。
プロジェクト内のファイルも同様に、アイコンの左側にステータスアイコンが表示されていません。
ソースコード管理されていないプロジェクトをソースコード管理に追加する手順を紹介します。
TeamFoundationServerに接続し、チームエクスプローラを表示します。チームエクスプローラの[変更]画面を表示します。画面の下部の[追跡対象でないファイル]の項目が閉じていれば、これを開きます。
追跡対象でないファイルの一覧が表示されます。この一覧にソリューションに追加されているがソースコード管理されていないプロジェクトのディレクトリがあるかを調べます。今回の例では、プロジェクトのディレクトリが、追跡対象でないファイルに含まれていることが確認できました。
追跡対象でないファイルを追加します。右クリックしポップアップメニューを表示します。メニューの[追加]をクリックします。
追加できると[含まれる変更]に表示されます。コミットを実行してローカルリポジトリにコミットします。
コミットができました。サーバーに対して同期します。
同期を実行します。
同期が完了しました。
ソリューションエクスプローラを表示します。すべてのプロジェクトがソースコード管理に追加された状態になりました。
TeamFoundationServerのチームポータルを確認します。追加前はプロジェクトが追加されていない状態です。
上記の処理後はプロジェクトが追加されていることが確認できます。
