Visual Studio 2015 でリモートリポジトリの複製をローカルリポジトリとして作成する (リポジトリのクローン)

Visual Studio 2015 でリモートリポジトリの複製をローカルリポジトリとして作成する手順を紹介します。

補足
Visual Studio 2019 以降での操作方法はこちらの記事を参照してください。

概要

Gitのリモートリポジトリの複製をローカルマシンに作成します。
SubVersionでは変更をすべて破棄する場合に、破棄するファイルを削除しリポジトリと同期すれば、リポジトリの変更前のファイルがダウンロードされます。しかし、Gitではローカルリポジトリで閉じており、リモートリポジトリには変更をプッシュする方式のため、ファイルを削除して同期をしても変更前のファイルはダウンロードされません。
変更をやり直したい場合は、リモートリポジトリの複製を作成しなおす必要があります。

手順

Visual Studio 2015 を起動し、[チームエクスプローラー]ウィンドウを表示します。チームエクスプローラーの上部のツールバーの家のアイコンのボタンをクリックし、[ホーム]画面を表示します。
Visual Studio 2015 でリモートリポジトリの複製をローカルリポジトリとして作成する (リポジトリのクローン):画像1

チームエクスプローラーの上部のツールバーの電源プラグのアイコン([接続の管理]ボタン)をクリックします。
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[接続の管理]画面が表示されます。
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サーバーノードの下に接続登録された、リモートリポジトリが表示されています。複製を作成したいリモートrepositoryをクリックして選択します。
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右クリックし、ポップアップメニューを表示します。メニューの[複製]をクリックします。
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下図の画面に表示が切り替わります。複製のローカルリポジトリの保存場所を指定します。設定が完了後、[複製]ボタンをクリックします。
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repositoryの複製が始まります。
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repositoryの複製が完了すると、ローカルリポジトリに複製されたリポジトリが追加されます。
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フォルダを開くと、リポジトリのファイルが配置されており、リポジトリの複製ができていることが確認できます。
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ローカルリポジトリの削除

ローカルリポジトリが不要になった場合は、チームエクスプローラの[接続]画面で削除したいローカルリポジトリを選択し、右クリックのポップアップメニューを表示し、メニューの[削除]をクリックします。

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著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2016-03-01
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