Midjourneyで Standard Profileと Moodboardを作成する手順を紹介します。
こちらの記事では、パーソナライゼーションを作成して利用する機能を紹介しました。
便利な機能ですが、作成したい画像の雰囲気を変えたい場合は、パーソナライゼーションをやり直すか、パーソナライゼーションコードを別途入手して
用意する必要があり、切り替えが非常に大変です。
新しくMidjourneyで導入された、Standard Profileと Moodboardにより、複数の設定をプロファイルとして作成しておき、
画像生成のタイミングでどのプロファイルを作成するかを選択できるようになりました。
この記事では、MidjourneyでStandard Profileと Moodboardを作成する手順を紹介します。
Midjourneyにログインします。左側のメニューの[Personalize]の項目をクリックします。
下図の画面に切り替わります。
中央のエリアの[Create Standard Profile]のタイルをクリックします。
プロファイルが作成され、パーソナライズの設定画面が表示されます。
こちらの記事で紹介しているパーソナライズの設定作成と同じUIです。
好みの絵をクリックして選択するか、右上の[スキップ]リンクをクリックします。
40枚の画像を選択するまでつつけます。
40枚画像を選択すると、パーソナライズ機能が利用できるメッセージが表示されます。
[Try it out]ボタンをクリックして、前の画面に戻るか[Continue teaching]ボタンをクリックして
パーソナライズを続けます。
[Personalize]のメイン画面に戻ります。ページ下部に作成した[Profile #1]のプロファイルが表示されています。
Moodboardを作成します。
Midjourneyにログインします。左側のメニューの[Personalize]の項目をクリックし
Personalize画面の中央のエリアの[Create Moodboard]のタイルをクリックします。
Moodboardが作成され、ボートの画面が表示されます。
上部に[Upload Images] [Add from Link] [Add from Gallery] のパネルがあり、
生成した画像をMoodboardに追加したり、画像をアップロードしてMoodboardに追加できます。
ギャラリーから画像を追加します。[Add from Gallery] のパネルをクリックします。
ギャラリーの画面が表示され、これまでに生成した画像が表示されています。Moodboardに追加したい
画像をクリックして選択します。
選択ができたらページ上部の[Back]リンクをクリックしてMoodboardの画面に戻ります。
選択した画像がMoodboardに追加されていることが確認できます。
画像のアップロードで追加します。[Upload Images]のパネルをクリックします。
ファイル選択ダイアログが表示されますので、アップロードしたい画像を選択してアップロードします。
アップロードが完了すると、画像がMoodboardに追加されます。
Profile, Moodboardを利用して画像生成します。
プロンプトのテキストボックス右側の[Adjust your prompt's settings]のボタンをクリックします。
ドロップダウンウィンドウが表示されます。
[Personalize]の項目にドロップダウンボックスが追加されています。
クリックするとドロップダウンリストが表示され、作成した Profile や Moodboardが一覧に表示されます。
参照したいProfileやMoodboardの項目をクリックします。
クリックするとチェックがつきます。複数のProfileやMoodboardを参照することもできます。
Profile, Moodboardを利用して画像を生成した結果が下図です。
Profile, Moodboard ともに従来のPersonalizationと同等の影響度の印象です。
生成画像に特徴を忠実に反映するよりは、雰囲気が何となく似ている画像が生成される印象です。
絵柄などはあま似ない傾向にあるようです。