midjourney niji・journey で入力したキャラクターの画像と同じキャラクターを描画する手順を紹介します。
midjourney niji・journey のCharacter Reference 機能を利用すると与えた画像のキャラクターの特徴を検出して、
同じキャラクターを描画させることができます。
この記事では、niji・journeyでCharacter Reference 機能を利用して入力画像と同じキャラクターの画像を生成する手順を紹介します。
次の書式を利用します。
--cref (キャラクターの画像のURL)
今回は下図のキャラクターの画像を準備しました。
キャラクター画像をdiscordにアップロードします。
discordのウィンドウの下部のメッセージ入力テキストボックスの左側の[+]アイコンをクリックします。
下図のドロップダウンメニューが表示されます。メニューの[ファイルをアップロード]の項目をクリックします。
ファイルを開くダイアログが表示されますので、アップロードするキャラクターの画像を選択します。
画像を選択すると、メッセージエリアに画像が表示されます。
メッセージを投稿します。メッセージと合わせて画像がアップロードされます。
画像をクリックするとサムネイルが表示されます。画像の下部の[ブラウザで開く]リンクをクリックします。
画像がWebブラウザで表示された状態になります。この時のアドレスバーのURL(画像のURL)を控えておきます。
アップロードしたキャラクターの画像を参照して画像を生成します。
はじめに/settings
コマンドを実行し、画像生成のエンジンが "Niji version 6"であることを確認します。
Niji version 5 では --cref コマンドは利用できないため、--cref を含むプロンプトを実行するとエラーになります。
/imagine コマンドを実行します。次のプロンプトを入力して画像を生成します。
画像が生成できました。
絵柄は微妙に違いますが与えたキャラクターの特徴を踏まえたキャラクターの画像が生成できています。
プロンプトを変更してみます。以下のプロンプトで生成します。
下図の画像が生成できました。先ほどより立体感のある画像が生成できました。
続いてプロンプトを変更して全身画像が生成できるか試してみます。以下のプロンプトで生成します。
下図の画像が生成できましたが、全身は描画できていません。
さらに、full body shot を強調したプロンプトで生成します。
下図の画像が生成できました。やはり、参照元のキャラクターの画像がバストアップ画像のためか、全身画像はかなり生成されにくいようです。
また、シャツの色を変更したり、髪飾りを追加するプロンプトも試してみましたが、こちらも反映されませんでした。
(わずかに反映されている部分もあります。) 参照元画像の影響がかなり強く出る動作です。
絵柄は参照元の画像と若干変化してしまいますが、入力画像のキャラクターの特徴と同じキャラクターの画像を生成できました。