Midjourney / niji・journey でネガティブプロンプト (Negative Prompt) を指定する記述を紹介します。
Midjourney / niji・journey でプロンプトを与えて画像を背制した場合に、描画したくない要素が含まれることがあります。
Stable Diffusionなど、他の画像生成モデルでは、ネガティブプロンプトの項目があり、ここに描画させたくない要素の語句やタグを入力すると、
画像生成結果からネガティブプロンプトに指定した要素を含めない動作になります。
Midjourney / niji・journey ではネガティブプロンプトの項目がありませんが、同様に含めたくない要素を指定できます。
次の書式を利用します。
--no (要素またはタグ)
複数の要素がある場合は以下の書式を利用します。
--no (要素またはタグ1),(要素またはタグ2), ... (要素またはタグn)
次のプロンプトでniji・journeyで画像生成します。
下図の画像が生成されます。プロンプト通りなのですが、想定していたイメージではキャラクターは不要で、高い建物も無いイメージです。
キャラクターと建物を画面に含めないようにするために --no character, building
をプロンプトに追加して彩度画像生成します。
下図の画像が生成されました。想定イメージにだいぶ近づきました。まだ、画面内にキャラクターが描画されます。
human
を --no に追加して以下のプロンプトで画像生成を実行します。
生成結果は下図です。やや高い建物が描画される傾向にありますが、キャラクターはいなくなりました。
Midjourney / niji・journey で --no
を利用したネガティブプロンプトの記述を紹介しました。