Personalization の影響度を下げる手順を紹介します。
Personalizationで好みのスタイルの画像を生成できますが、プロンプトの内容や生成される画像の種類によっては、
Personalization の影響が強く出すぎてしまう場合があり、影響度を下げて画像を生成したい場合があります。
この記事では、--stylize パラメーターを利用して、Personalization の影響度を下げる手順を紹介します。
以下の書式を利用します。
[weight] の値は0から1000までを設定可能です。省略した場合は 100 となるため、Personalization の影響度を下げる場合は、100以下の値を設定します。
以下のプロンプトで画像を生成します。Personalization はオフで生成します。下図の画像が生成されました。
続いて、Personalization をオンにして画像を生成します。下図の画像が生成されました。
画像はおおむねイメージ通りですが、フラット感が強すぎる印象があります。もう少し立体感のある画像にしたいです。
また、色もくすんだ色になってしまっています。
Personalizationの影響を弱めるため、次のプロンプトに変更して画像を生成します。
下図の画像が生成されました。先の画像より立体感もあり、カラーも鮮やかな傾向です。
それぞれの画像生成結果を比較します。 Stylization の値が小さくなると、Personalizationが無い状態のカラーリングに
近い画像が出力されます。