Windows Server 2008 のFTPサーバでPassiveモードを利用する場合のファイアーウォール設定手順を紹介します。
Windows Server 2008 でFTPサーバをPassiveモードで接続できるようにする場合、
パッシブポートを開ける必要があります。ファイアーウォール設定は次の手順となります。
スタートメニューの管理ツールから「セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール」を開きます。
左側のツリービューで[受信の規則]ノードをクリックします。
下図の画面に切り替わりますので、右側の [操作] パネルの [新規の規則] の項目をクリックします
下図の[新規の受信の規則ウィザード]ダイアログが表示されます。
どの種類の規則を作成するか選択します。[プログラム]のラジオボタンをクリックしてチェックします。
チェック後、ウィンドウ右下の[次へ]ボタンをクリックします。
対象となるプログラムを選択するダイアログが表示されます。
Windowsディレクトリ内の \system32\inetsrv
ディレクトリ内の inetinfo.exe
を指定します。
プログラムを選択し、[新規の受信の規則ウィザード]ダイアログに戻ります。[このプログラムのパス]のラジオボタンに
チェックがついていることを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
[操作]画面が表示されます。[接続を許可する] のラジオボタンをクリックしてチェックをつけます。チェック後[次へ]ボタンをクリックします。
[プロファイル]画面が表示されます。規則の適用はすべてチェックをつけます。[次へ]ボタンをクリックします。
規則の名前を入れます。今回は「FTP サーバ (FTP PASVポート)」としました。
設定が完了すると、作成した規則が中央のリストに追加されます。
PassiveモードでこのサーバのFTPサーバに接続できるか確認します。