Windows Server 2019でFTPサイトを作成する手順を紹介します。
IISがインストールされ、IISにFTPサーバーがインストールされている必要があります。
FTPサーバーの機能がインストールされていない場合はFTPサーバーの機能をインストールします。
FTPサーバーの機能のインストール手順の詳細は、こちらの記事を参照してください。
スタートメニューの[Windows 管理ツール]内の[インターネット インフォメーション サービス]をクリックします。
[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャー]が起動します。下図のウィンドウが表示されます。
左側のツリービューでサーバーのノードを展開します。
子ノードに[アプリケーション プール]と[サイト]ノードがあります。[サイト]ノードを展開します。下図の画面の状態となります。
[サイト]ノードが選択された状態で、右クリックします。下図のポップアップメニューが表示されますので、[FTP サイトの追加...]メニューをクリックします。
[FTP サイトの追加]ダイアログが表示されます。
[FTP サイト名]のテキストボックスに FTPのサイト名を入力します。
[物理パス]のテキストボックスには、このFTPサイトのドキュメントルートになる物理パスを指定します。入力の完了後、[次へ]ボタンをクリックします。
[バインドと SSL の設定]画面が表示されます。
IPアドレス欄はデフォルトの状態とします。[すべて未割り当て]を選択します。
今回はSSLサイトの対応はしないため、[SSL]セクションのラジオボタンは[無し]にチェックをします。[次へ]ボタンをクリックします。
[認証および承認の情報]ウィンドウが表示されます。
今回は、WindowsユーザーがログインできるFTPサイトにするため、認証の[基本]のチェックボックスにチェックをします。
[承認]セクションのアクセスの許可は"すべてのユーザー"を選択します。[アクセス許可]は、[読み取り][書き込み]の両方のチェックボックスをチェックします。
設定ができたら[終了]ボタンをクリックします。
インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャーの[サイト]ノードに作成したFTPサイトが追加されます。
以上でFTPサイトの作成ができました。
FTPサイトのファイアウォール設定はこちらの記事を参照してください。
FTPサイトに接続できるかテストします。
