Fit 変形を使ってみよう

今回は、Fit 変形です。 Fit 変形は奥が深いので、今回はその初歩的なものをやってみましょう。~
まず、このように平面の四角を作ります。

Fit 変形を使ってみよう [iPentec 3DSMAX Tech]:画像1
同様にして、直線を一つ、円を一つ作成します。
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作成タブから Loft Object を選択します
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Loft ボタンを押します
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Get Path で パスを選択します、そのあと、編集タブを開き、Deformations ページを開き、Fit とあるボタン(上図参照)を押します
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すると、このようなウィンドウが開くはずです。
Fit 変形を使ってみよう [iPentec 3DSMAX Tech]:画像7

ここで、Get Shape ボタン(上図参照)ボタンを押します、上図で緑色になっているボタンがそれです。
Fit 変形を使ってみよう [iPentec 3DSMAX Tech]:画像8

ボタンが緑色になっていることを確認したら、先ほど作った円を選択します。するとこのようになります。
Fit 変形を使ってみよう [iPentec 3DSMAX Tech]:画像9

と、同時に図形もこのように変形します。
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いったん Reset Curve ボタン(×のマークのボタン)を押して変形を解除します。
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今度は、Make Symmetrical ボタンを解除します、左上のボタンが黄色くなっていないのを確認してみてください。
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X Axis ツールバーの左から2番目のボタンが押されていることを確認して、再び GetShape で図形を選択します。 すると、上図のように変形するはずです。
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いったん Reset Curve をして 今度は Y Axis にしてみましょう、左から3つ目のボタンが押してあるか確認しましょう。
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再び Get Shape で図形を選択します、すると、このように変形します。
Fit 変形を使ってみよう [iPentec 3DSMAX Tech]:画像16
Fit 変形のウインドウで頂点を移動させてみましょう、移動はオブジェクトの時と同じです、移動させるアイコン(十字のボタンを押し)移動させたい、頂点を選択しドラッグして移動させます。
Fit 変形を使ってみよう [iPentec 3DSMAX Tech]:画像17

上下反転のボタン左から10こ目のボタンを押してみます。

このようにFit 変形では、Z 軸に対して押し出したオブジェクトを、X Y の任意の軸から図形の形に形取ってしまう効果があります。ウィンドウの操作と、変形の出来具合、どこがどのポイントに対応しているかは慣れないと難しいですが、これを使うことで3面図の感覚で複雑な形状を持つオブジェクトをモデリングすることができます。

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著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2009-04-26
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