Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する

デヴァンテ
質問: ガラスの屈折効果を表現したい
ガラスの屈折効果を表現したいのだが、どのような手順で作成すればよいだろうか?

今回はQwen Image 2.1 を利用して、屈折効果を表現する手順を紹介します。

事前準備

Qwen-Image 2.1 のインストール

ComfyUIとQwen-Image 2.1 をインストールします。 インストール手順はこちらの記事を参照してください。

ワークフロー

今回は元の画像とガラス製品の画像を用意し、元画像の中のキャラクターにガラス製品を持たせて、 手前にかざさせることで、キャラクターがガラス製品に屈折するよう画像を修正します。

ワークフローはImage Editのワークフローを利用します。
参照画像は元の画像とガラス製品(ビーカー)の画像2枚とします。

入力画像1
入力画像1 - Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像1
入力画像2
入力画像2 - Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像2


Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像3

プロンプトは以下とします。

プロンプト
Using the first image as the base scene, change the girl's pose so that she is holding the glass beaker shown in the second image and extending it toward the camera. Keep the original character, outfit, background, composition, and overall atmosphere as much as possible. The beaker should be transparent and placed near the camera, in a prominent position in the foreground. Emphasize dramatic optical refraction through the curved glass: the girl's face, hair, clothing, and background seen through the beaker should appear visibly warped, magnified, displaced, and distorted by the glass. Add strong specular highlights, subtle prismatic dispersion, bright rim reflections, and realistic glass thickness to create a striking, cinematic refraction effect.
Make the glass refraction highly dramatic and visually obvious. The image seen through the beaker should bend and shift significantly, with strong lens-like distortion, magnification, curved displacement, chromatic dispersion, and bright caustic highlights. The beaker should clearly act as an optical element rather than simply appearing as a transparent object.
プロンプト(日本語訳)
1枚目の画像をベースシーンとして使用し、女の子のポーズを、2枚目の画像にあるガラス製ビーカーを持ってカメラに向かって差し出している状態に変更します。元のキャラクター、服装、背景、構図、そして全体の雰囲気は、できるだけそのまま維持します。ビーカーは透明なものとし、画面手前の目立つ位置に、カメラに近い距離で配置します。
曲面ガラスによる劇的な光学的屈折を強調してください。ビーカー越しに見える女の子の顔、髪、服装、背景は、ガラスによって目に見えて歪み、拡大され、位置がずれ、変形して見えるようにします。さらに、強い鏡面ハイライト、控えめなプリズム状の色分散、明るい縁の反射、そしてリアルなガラスの厚みを加えることで、印象的でシネマティックな屈折表現を作り出します。
ガラスの屈折表現は、非常にドラマチックで、ひと目でわかるものにしてください。ビーカー越しに見える像は、大きく曲がり、ずれ、強いレンズのような歪みや拡大、曲線的な変位、色収差、そして明るいコースティクス(集光による反射・屈折光)によって、はっきりと変化して見える必要があります。ビーカーは、単なる透明な物体としてではなく、明確に「光学的な効果を生み出す存在」として機能しているように見せてください。


実行結果は下図です。制御はかなり難しく、運要素が大きい印象です。

Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像4
Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像5
Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像6
Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像7
Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像8
Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像9
Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像10
Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像11

参考:GPT Image 2.5

GPT Image 2.5ではどのような結果になるかを確認します。
入力画像は同じで以下のプロンプトとします。

プロンプト
1枚目の画像をベースシーンとして使用し、女の子のポーズを、2枚目の画像にあるガラス製ビーカーを傾けて持ってカメラに向かって差し出している状態に変更します。元のキャラクター、服装、背景、構図、そして全体の雰囲気は、できるだけそのまま維持します。ビーカーは透明なものとし、画面手前の目立つ位置に、カメラに近い距離で配置します。
曲面ガラスによる劇的な光学的屈折を強調してください。ビーカー越しに見える女の子の顔、髪、服装、背景は、ガラスによって目に見えて歪み、拡大され、位置がずれ、変形して見えるようにします。さらに、強い鏡面ハイライト、控えめなプリズム状の色分散、明るい縁の反射、そしてリアルなガラスの厚みを加えることで、印象的でシネマティックな屈折表現を作り出します。
ガラスの屈折表現は、非常にドラマチックで、ひと目でわかるものにしてください。ビーカー越しに見える像は、大きく曲がり、ずれ、強いレンズのような歪みや拡大、曲線的な変位、色収差、そして明るいコースティクス(集光による反射・屈折光)によって、はっきりと変化して見える必要があります。ビーカーは、単なる透明な物体としてではなく、明確に「光学的な効果を生み出す存在」として機能しているように見せてください。n=4


結果は下図です。かなり強めに屈折効果が表現されます。全体のカラーが若干黄色味を帯びる印象があります。

Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像12
Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像13
Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像14
Qwen Image 2.1 を利用してガラスの屈折効果を表現する:画像15
AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインデザイナー
イタリア好き。Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2026-09-22