旋盤で削りだしたような金属を作ってみる

今回は、旋盤で削りだしたような金属を作ってみたいと思います。
まず、適当な紙にひたすら線を引き、それをスキャナーで読みとります。

旋盤で削りだしたような金属を作ってみる [iPentec 3DSMAX Tech]:画像1
こんな感じです。画像の編集はスキャナーについてくるソフト Micrografx Picture Publisher / Photo Magic を使いました。
旋盤で削りだしたような金属を作ってみる [iPentec 3DSMAX Tech]:画像2
このようにムラがあるときは、均一な部分をコピーして、ムラの部分に張り付けます
旋盤で削りだしたような金属を作ってみる [iPentec 3DSMAX Tech]:画像3
このような感じでムラをとりました。
旋盤で削りだしたような金属を作ってみる [iPentec 3DSMAX Tech]:画像4
色を反転させ、最終的にこのビットマップを保存してテクスチャーとして使います
旋盤で削りだしたような金属を作ってみる [iPentec 3DSMAX Tech]:画像5
マテリアルパラメーターは、下図のようにします。
旋盤で削りだしたような金属を作ってみる [iPentec 3DSMAX Tech]:画像6


旋盤で削りだしたような金属を作ってみる [iPentec 3DSMAX Tech]:画像7


旋盤で削りだしたような金属を作ってみる [iPentec 3DSMAX Tech]:画像8
タイリングが1で強度が20をレンダリングする下図のようになります。
旋盤で削りだしたような金属を作ってみる [iPentec 3DSMAX Tech]:画像9
もう少しきめ細かさが必要なときは、パラメーターを変更します。
タイリングを2にして、強度を20から50にしたのが下図。

旋盤で削りだしたような金属を作ってみる [iPentec 3DSMAX Tech]:画像10
これで、旋盤で削りだしたような、細かい筋が作れます。
旋盤で削りだしたような金属を作ってみる [iPentec 3DSMAX Tech]:画像11
この処理をしたものとしないものを比べてみると上図のようになります、奥が処理をしたもの、手前が何もしないものです。微妙に違いますが、これが結構大事です。

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著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2009-04-26
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