Windows Vistaで新しくなったダイアログを使ってみます。まず、VCLフォームアプリケーションを新規作成し、FileOpenDialogとButtonを配置します。FileOpenDialogのプロパティを下図の通りに設定し、ButtonのClickイベントにFileOpenDialogのExecuteメソッドを呼び出すコードを記述します。
アプリケーションを実行し、ボタンをクリックします。下図のダイアログが表示されます。FileOpenDialogではOKボタンのキャプションを変更したり、ファイル名の左側の見出しを変更したりできます。
続いてTaskDialogを試してみます。先ほどと同様にTaskDialogとButtonをフォーム上に配置します。その後ButtonのClickイベントにTaskDialogのExecuteメソッドを呼び出すコードを記述します。
続いてTaskDialogのプロパティをセットします。下図の通りにセットしました。
アプリケーションを実行し、ボタンをクリックすると下図のダイアログが表示されます。
「展開されます」の左にある下向きの矢印をクリックすると、下図のように追加情報が表示されます。
さらにいろいろプロパティをいじって下図の状態にしてみました。
実行すると下図のダイアログが表示されます。
いろいろな用途にカスタマイズ可能なTaskDialogを試してみました。