Delphi 2006から Shellコンポーネントはデフォルトでインストールされていません。ShellコンポーネントをDelphi2007にインストールしてみます。
Shellコンポーネントはデモプログラムのディレクトリに保存されています。デモプログラムは
"パブリック\パブリックのドキュメント\RAD Studio\Demos"
にあります。
Shellコンポーネントのソースコードは
パブリック\パブリックのドキュメント\RAD Studio\Demos\DelphiWin32\VCLWin32\ShellControls
にあります。
DelphiのIDEのファイル>開くメニューから ShellControls ディレクトリを開きます。ディレクトリ内のdclshlctrls.dproj がShellコンポーネントのプロジェクトファイルになります。このファイルを開きます。
開くと、プロジェクトマネージャーに dclshlctrls110.bpl パッケージが表示されます。パッケージ名がきちんと110になっています。(Delphi 2006では dclshlctrls100.bpl)
このパッケージをインストールします。インストール方法はプロジェクトマネージャーの「dclshlctrls110.bpl」の部分(上図の青色選択部分)をクリックして選択し右クリックをしてポップアップメニューを表示し、メニューの中の「インストール」をクリックします。
Samples カテゴリに Shellコンポーネントがインストールされます。(上図ではデフォルトにはないCollapse Panelも追加されていますが、こちらも後からインストールしました)
ShellListViewと ShellTreeViewを配置してプロパティを設定して実行してみます。正しく動作することが確認できました。