旧バージョンからの移行

旧バージョンからDelphi 2007に開発環境を移した時の一口メモです。
旧バージョンからの移行:画像1

最近のDelphiではメインフォームのVisible は False がデフォルトになっています。しかし、かなり古いDelphiではメインフォームのVisibleがTrueになっています。このプロパティ情報がフォーム(dfm)に保存されて引き継がれてきた場合 Delphi2007では不具合が起きます。実際にメインフォームのVisibleプロパティをTrueにしてみましょう。
旧バージョンからの移行:画像2

メインフォームのVisibleプロパティをTrueにして実行します。タスクバーにアプリケーションのタスクバーが表示されないことがわかります。
旧バージョンからの移行:画像3

さらに、アイコン化すると、タスクバーに入らずにタスクバーの上に配置されてしまいます。
旧バージョンからの移行:画像4

メインフォームのプロパティがFalseになっていることをきちんと確認しましょう。
旧バージョンからの移行:画像5

メインフォームのプロパティがFalseになっていれば正しく動きます。


AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2007-01-01
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