Delphi 2007で変化した部分

Delphi 2007で変化した部分の紹介です。

動作速度の高速化

Delphi2006より速くなっています。体感でわかる程速くなっています。起動時間はDelphi Win32のパッケージしか読み込まないので速いのは当然ですが、デバッグの開始やデバッグレイアウトへの切り替えなどが特に速くなっています。レイアウト切り替え時にウィンドウが「がくがく」となりません。

マウスホイールの挙動

XPスタイルがOFFの状態でも、ウィンドウコントロールでのマウスホイールの挙動がVistaに対応しています。

プロジェクトオプション

アプリケーションのセクションに「ランタイムテーマを有効にする」チェックボックスが追加されています。このチェックボックスをONにするとXPのスタイルになります。デフォルトでONになっています。

Delphi 2007で変化した部分:画像1
ビルドイベントのセクションが追加されており、ビルド前やビルド後のイベントを実行させることができます。ビルド後に指定のフォルダへコピーさせえたり、バッチファイルを実行させたりできます。
Delphi 2007で変化した部分:画像2
ちなみにアライメントはDelphi2006と同じく8までしかありません。そろそろ16とか欲しい人もいるのではないでしょうか。
Delphi 2007で変化した部分:画像3

タスクバーのプレビュー画像

アイコン化されたアプリケーションのプレビュー画像も正しく表示されるようになりました。
Delphi 2007で変化した部分:画像4

新しいウィンドウ

相変わらず、埋め込みデザイナを利用している場合、フォームに対応したソースコードファイルは複数のウィンドウで開くことができないようです。 あまり使われていない機能なのでしょうか。
Delphi 2007で変化した部分:画像5


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著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2007-01-01
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