イラストや漫画用の衣類の書き方の紹介記事です。写実の正確さよりもそれっぽく見えるものを手早く簡単に書く方法です。
服を書く場合のポイントで見落としがちな点ですが
です。絵の技術力と、かわいい服をデザインできることは全く別のスキルです。
すでにデザインが決まっている場合はデザインに基づいて書けばよいですが、デザインが決まっていない場合は描く服(キャラクターに着せる服)を探す必要があります。想像で描けばよいでしょ?と思われるかもしれませんが、はじめに述べたポイントの通り、絵の技術とかわいい服のデザインは別物です。おしゃれや服飾に詳しくない場合は、服を探したほうが無難です。自分が服を描くとどうもいまいちだ…と思う場合はスタイリッシュな服を探してそれを描いてみることを試すとよいです。
かわいい服を描きたければ、まずかわいい服を探しましょう!
どのように服を探すかですが、次の方法があります。
お手軽に探せます。ただし、そのまま使うとすぐわかってしまいますので多少のアレンジが必要です。
ゲームの製品紹介ページのキャラクター紹介ページなどを参考にします。こちらも比較的簡単に探せますが、個性の強いコスチュームが多いのでそのまま使えないため、アレンジが必要です。
Amazon等で女性誌を購入する方法です。この方法を使うと今の流行している服を探せます。実際の服は描きにくい服が多いので単純にするなどの工夫が必要です。雑誌の付録でトートバックなどがついてくるので、ちょっと邪魔になるかもしれません。
こちらも参考にはなりますが、スクリーンキャプチャーなどで保存するか、録画しておく必要があるのでやや面倒です。
ファッションストアを散策するのも一つの手ですが、見たものを覚えてえおくか、こっそり撮影する必要があります。かなりハイレベルな方法です。ファッションストアのWebページで探すほうがややお手軽です。
では、実際に描いてみましょう。
まず、今回描く服を探します。ファッションショップのWeb通販ページにあった、下図の服を着せることにします。
あたりを取ります。(あたりの取り方はこちら→頭部 上半身)
体のラインと服を描きます。服は特徴となる部分を強調して書いたほうがそれらしくなります。今回の場合は
服を描いた際に、服のしわを描きたくなりますが、服のしわを書くと絵がうるさくなりがちなので、デフォルメが強い絵の場合はしわは少なめにします。服のしわはまともに描くと難しいので、