顔を描く際の顔のパーツの配置について紹介をします。
今回はボックスであたりを取る方法で描画します。あたりの立方体を描画します。
耳の位置を決めます。耳の位置は頭部全体の高さの半分ほどの位置に耳の中心を合わせます。耳の位置と大きさの詳細はこちらの記事を参照してください。
耳の位置は横幅の半分より奥に配置します。
目の位置は耳の上部から、耳の中心までの間に配置します。
鼻の位置は耳の下端が鼻の頂点になるよう配置します。
口の位置は鼻の頂点と顎の先までの半分より若干上に配置します。
各パーツを配置します。
実線を取り出して確認します。デフォルメの弱いリアル寄りな絵柄になります。
デフォルメを強めた場合の描画もしてみます。
先の手順と同様、ボックスであたりを取る方法で描画します。あたりの立方体を描画します。
耳の位置を決めます。耳の位置はデフォルメを強くする場合は位置を下げます。頭部全体の高さの半分ほどの位置に耳の上端を合わせます。
耳の位置は横幅の半分より奥に配置します。耳の位置が下がるため、後頭部を含めた頭部より顔の面が若干小さくなります。
目の位置は耳の上部から、耳の中心までの間を目安に配置します。目が大きくなる場合は、目の下端が耳の中心より下になることもあります。
鼻の位置は耳の下端が鼻の頂点になるよう配置します。
口の位置は鼻の頂点と顎の先までの半分より若干上に配置します。2010年代後半の絵柄では口の位置を下げる傾向にあるため、鼻の頂点と顎の先までの半分の位置かそれよりも若干下に配置するとよいかもしれません。
各パーツを配置します。
実線を取り出して確認します。デフォルメの効いた絵柄になります。
目が大きくなる場合は、目の上端は耳の上部よりは上にしないようにします。目の下端は耳の中心より下に抜けます。