rootのパスワードを忘れた場合の対応

Linuxでrootのパスワードを忘れてログインできなくなった場合の対応方法です。
rootのパスワードを忘れた場合はLinuxをシングルユーザーモードで起動し、passwdコマンドを使いrootに新しいパスワードを設定することで対応できます。

シャットダウンする

以下の手順でシャットダウンします。

  1. 一般ユーザーでログインします
  2. syncコマンドを実行します
  3. syncコマンドにより、キャッシュがディスクに書き込まれますのでコマンドが終了し、しばらく様子を見たのち、[ctrl]+[alt]+[delete]キーを押し再起動をします

シングルユーザーモードでの起動

LILO boot の場合

再起動後、LILO boot: の画面が表示されますので以下のコマンドを実行します。

LILO boot: linux single 


もしくは次のコマンドを実行します。

LILO boot: linux 1


シングルモードでLinuxが起動し、rootのプロンプトが表示されます。 passwdコマンドを利用し、新しいパスワードに変更します。

パスワードを変更した後、通常モードで再起動します。以下のコマンドを実行します。

reboot
もしくは

shutdown -rt0 now

GRUB の場合

こちらの記事を参照してください。

AuthorPortraitAlt
著者
かつて日本を代表したスーパーエンジニア (自称)
ハードウェア、電気設備、ガーデニング関係の記事を担当。
作成日: 2010-02-17
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