GitHub Copilotを利用して、ソリューション内のコードに関する質問をする手順を紹介します。
作業しているプロジェクトやソリューション内でコードに関する質問やコード内の該当箇所を探してもらいたい場合があります。
この記事では、GitHub Copilotを利用して、ソリューション内のコードを分析して、解析結果を取得する手順を紹介します。
Visual Studioを起動し、ソリューションを開きます。また、メインウィンドウ右上の[GitHub Copilot]ボタンをクリックし、
ドロップダウンメニューの[チャットウィンドウを開く]項目をクリックし、[GitHub Copilot Chat]のパネルを表示します。
GitHub Copilot Chatウィンドウのテキストボックスの[#](プロンプトへの参照の追加)ボタンをクリックします。
ボタンをクリックすると、ドロップダウンリストが表示されます。リストの[Solution ソリューション内の C# コード]の項目をクリックします。
[Solution]が追加されます。GitHub Copilotがソリューション内のコードを参照できる設定になりました。
今回は、値を参照しているプロパティがどこで初期化されているか、忘れてしまったので、次の質問をします。
入力を確定すると、GitHub Copilotから回答があり、プロパティを初期化しているソースファイル名、コードの位置、
初期化コードの内容が表示されます。また、使用している場所や、プロパティの利用用途も教えてくれました。
プロパティの初期化をしているコードがあると思い込んでいましたが、GitHub Copilot の回答では、別のプロパティ値を整形して動的に返しており、
初期化の代入はしていない旨も教えてくれました。
ソリューションのコードを分析して、ソリューションのコードに関する質問に答える例を紹介しました。