X-Fileの読み込み

DirectX SDKのサンプルにある、Xファイルの読み込みプログラムをDelphi 2005 へ移植して読み込めるか確認します。

はじめに、Microsoft.DirectX.Direct3DX アセンブリを参照先として追加します。
次に、先ほどのプログラムのコードを修正しました。コード全体は下の図のとおりです。

X-Fileの読み込み:画像1

Help Insightで赤線が表示されていますが、コンパイルは通ります。x-fileとテクスチャーをSDKのサンプルディレクトリから、アプリケーションの実行ディレクトリにコピーします。サンプルは

C:\Program Files\Microsoft DirectX 9.0 SDK (October 2004)\Samples\Managed\Direct3D\Tutorials\Tutorial6

にあります。SDKのバージョンによってフォルダ名が違う部分もありますので適宜読み替えてください。プログラムを実行します。実行すると下の図のようにトラが表示されます。
X-Fileの読み込み:画像2

ほかのウィンドウで、このアプリケーションウィンドウを覆ったりして、ウィンドウを隠してから、もう一度このウィンドウを表示させるなどして、OnRepaintを発生させるとトラが回っていることが確認できます。
X-Fileの読み込み:画像3

自動で再描画がかかるように、Timerを置きます、Intervalは20くらいにしておきます。
X-Fileの読み込み:画像4

TimerのOnTimerイベントにコードを書きます。
X-Fileの読み込み:画像5

これで、実行すると、トラがくるくる回るのが確認できます。

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著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2005-01-01
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