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トランジション効果を適用する

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After Effectsで要素にトランジション効果を適用する手順を紹介します。

概要

ある表示から別の表示にアニメーションで切り替えたい場合があります。 配置したオブジェクトにトランジションの効果を適用すると、アニメーションで表示の切り替えができます。 この記事では、要素にトランジション効果を設定する手順を紹介します。

手順

コンポジションを作成します。作成したコンポジションに画像を2つ配置します。画像の配置手順はこちらの記事を参照してください。
トランジション効果を適用する:画像1

画像の下に別の画像を配置しています。
トランジション効果を適用する:画像2

タイムラインで上(前面)の画像をクリックして選択します。選択した状態で[エフェクト]メニューの[トランジション]サブメニューを開きます。 サブメニューの[カードワイプ]の項目をクリックします。カードワイプのトランジション効果を適用します。
トランジション効果を適用する:画像3

クリックすると、下図の状態になります。トランジション効果が適用されています。
トランジション効果を適用する:画像4

下図のタイムラインウィンドウの効果を適用した画像オブジェクトを展開します。[エフェクト]ノードを開き、[カードワイプ]のノードを開きます。 下図の画面が表示されます。カードワイプの効果に関するパラメーターが表示されいます。
トランジション効果を適用する:画像5

タイムライン上部の秒数部分をクリックして、[現在の時間インジケーター]を15秒付近に移動します。下図の画面の表示になります。
トランジション効果を適用する:画像6

[カードワイプ]ノード内の[変換終了]の項目の左側のストップウォッチのボタンをクリックします。ひし形のキーフレームが15秒の位置に作成されます。 また、[変換終了]の値を "0%" に設定します。
トランジション効果を適用する:画像7

[現在の時間インジケーター]を17秒付近に移動します。
トランジション効果を適用する:画像8

[変換終了]の値を "100%" に設定します。
トランジション効果を適用する:画像9

プレビュー画面で動作を確認します。カードワイプが始まると、下の画像が見え、また、元の画像に戻るアニメーションが確認できます。 別の画像に切り替える効果を作成したいため、元の画像に表示が戻らないようにしたいです。
トランジション効果を適用する:画像10

[カードワイプ]ノード内の[背面レイヤー]の項目をクリックします。下図のドロップダウンリストが表示されます。 ドロップダウンリストの[2.02jpg]の項目をクリックして選択します。背景が02のイメージに変わります。
トランジション効果を適用する:画像11

プレビューでアニメーションの動作を確認します。左から右に向かってカードワイプの効果で、元の竹林の画像から、荒野の画像に切り替わります。
トランジション効果を適用する:画像12
トランジション効果を適用する:画像13
トランジション効果を適用する:画像14
トランジション効果を適用する:画像15

オブジェクトにトランジションの効果を適用できました。

動画

作成した動画です。


AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2021-11-08
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