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Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する

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After EffectsでBodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する手順を紹介します。

事前準備

Illustratorで画像を作成します。今回は下図の図形の画像を作成しました。作成した画像はai形式で保存します。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像1

手順

プロジェクトを作成し、コンポジションを作成します。今回は180x180のコンポジションを作成しています。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像2

Illustrator形式の*.aiファイルをプロジェクトに読み込みます。今回、レイヤーは結合して読み込みます。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像3

プロジェクトのパネルにIllustratorのaiファイルが追加されます。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像4

aiファイルをコンポジションにドラッグ&ドロップします。Illustratorで作成した画像がコンポジションに配置されます。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像5

サイズを調整してコンポジションに収まるサイズにします。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像6

ウィンドウ下部のコンポジションのタイムラインパネルのaiファイルのレイヤーをクリックして選択します。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像7

aiファイルのレイヤーで右クリックします。下図のポップアップメニューが表示されます。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像8

ポップアップメニューの[作成]サブメニューの[ベクトルレイヤーからシェイプを作成]の項目をクリックします。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像9

シェイプレイヤーを作成する理由
通常のムービーであれば、配置したaiファイルの画像を拡大するアニメーションを作成する手順でよいですが、 今回はaiファイルのレイヤーからシェイプレイヤーを作成しています。
aiファイルのレイヤーをそのまま利用してコンポジションを作成すると、Bodymovinの書き出し時に画像部分がラスタ画像としてpngファイルで出力されます。 BodymovinでWeb用のアニメーションを出力する場合は、SVG形式やベクタ画像でのアニメーションを出力したほうがサイズも小さく画質も良いです。 aiファイルのレイヤーを シェイプレイヤーに変換することで、Bodymovinの出力時にベクタ形式のグラフィックスとして出力できます。

ai形式のファイルの画像からシェイプのレイヤーが作成されます。[(aiファイル名)アウトライン]のレイヤーが新たに作成されます。
元のIllustrator画像のレイヤーは非表示になります。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像10

アウトラインのシェイプのレイヤーの[トランスフォーム]の[スケール]にキーフレームを作成し値を設定します。徐々に画像が大きくなるアニメーションを作成します。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像11
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像12
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像13

開始から2秒までの間で図形が大きくなり、その後は大きさが一定のムービーを作成します。
Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成する:画像14

Bodymovin 出力用のコンポジションムービーを作成できました。

AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2023-02-20
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