変数の宣言、変数への代入、変数の参照

Visual Basicでの変数の宣言、代入、参照の書式とコードを紹介します。

書式

宣言

変数宣言は下記の書式を利用します。

Dim (変数名) As (型名)

Visual Basicでは型を指定しないこともできます。型を指定しない場合は以下の書式で宣言できます。

Dim (変数名)

カンマで区切ることで、複数の変数を宣言できます。

Dim (変数名1) As (型名1), (変数名2) As (型名2), ... (変数名n) As (型名n)
Dim (変数名1), (変数名2), ... (変数名n)

代入

変数への値の代入は下記の書式を利用します。
代入は"="演算子を利用します。左辺に代入される変数名、右辺に代入する値を記述します。

(変数名) = (代入する値)

参照

参照は変数名を記述します。

(変数名)

記述例

Integer型の変数 a を宣言します。

  Dim a As Integer


String型の変数 text を宣言します。

  Dim text As String

プログラム例

コンソール アプリを作成します。

コード

下記コードを記述します。

Imports System

Module Program
    Sub Main(args As String())
        Dim text As String
        text = "Penguin"
        Console.WriteLine(text)

        Console.ReadLine()
    End Sub
End Module

解説

下記コードにて、String型の変数 text を宣言します。

  Dim text As String


text変数に "Penguin" の文字列を代入します。

  text = "Penguin"

text変数を参照し、text変数の値をコンソールに表示します。

  Console.WriteLine(text)


コンソールアプリをデバッガ経由で実行した場合、アプリケーションが終了すると、コンソールウィンドウが閉じてしまうため、ReadLine()メソッドを呼び出して入力待ち状態にしてアプリケーションが終了しないようにします。

  Console.ReadLine()

実行結果

上記のプログラムを実行します。コンソールウィンドウが表示され、"Penguin"の文字列が表示されます。
変数の宣言、変数への代入、変数の参照:画像1

AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2017-12-19
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