WindowsにMRTGをインストールしてトラフィックを測定します。
MRTGの実行にはPerlが必要です。WindowsのPerl実行環境のActivePerlをインストールします。~
インストールディレクトリを作成します。今回は
ダウンロードしたmrtgのファイルをインストールディレクトリーにコピーします。今回はバージョン2.17.2のmrtgを用いました。
以上でインストールは終了です。
設定ファイルを保存するディレクトリを作成します。今回は
c:\mrtg\cfg ディレクトリにmrtg.cfgファイルが作成されます。
mrtg.cfgファイルを開きます。ファイルの先頭部分の
### Global Config Options
# for UNIX
# WorkDir: /home/http/mrtg
# or for NT
# WorkDir: c:\mrtgdata
の WorkDirのコメントを外し、WorkDirのパスを編集します。今回は、
### Global Config Options
# for UNIX
# WorkDir: /home/http/mrtg
# or for NT
WorkDir: c:\inetpub\wwwroot\mrtg
としました。# to get bits instead of bytes and graphs growing to the right
# Options[_]: growright, bits
のOptionsのコメントを外し
# to get bits instead of bytes and graphs growing to the right
Options[_]: growright, bits
としました。このオプションを有効にすると、グラフの縦軸がビット単位になり(デフォルトはバイト単位)、グラフが右側に向かって伸びるようになります。
設定ファイルの末尾に WorkDirが記載されていることがあるので、その場合は削除します。
コマンドを実行します。正しく動作していれば設定ファイルで指定したWorkDirのディレクトリにグラフの画像やHTMLファイルが作成されます。
正常に動作することが確認できたら、MRTGの設定ファイルに
RunAsDaemon: yes
Interval:5
を加えます。この記載をするとMRTGは起動し続け、5分間隔でグラフを更新します。Windows起動時にMRTGのコマンドを実行するようにタスクを設定します。コントロールパネルの管理ツールの[タスクスケジューラ]をクリックします。
タスクスケジューラウィンドウが表示されます。
左側のツリービューで[タスクスケジューラーライブラリ]ノードを選択します。
右側のタスクリストで右クリックをしポップアップメニューを表示します。ポップアップメニューの[新しいタスクの作成]メニューをクリックします。
タスクの作成ダイアログが表示されます。
[全般]タブをクリックして選択します。[名前]欄にはタスクの名前を入力します。今回は"MRTG"としました。[説明]にはタスクの説明を入力します。MRTGはログオンしていない場合にもタスクを実行するので[ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する]ラジオボタンにチェックを付けます。また[最上位の特権で実行する]にチェックを付けました。
[トリガー]タブをクリックして切り替えます。画面下部の[新規]ボタンをクリックします。
[新しいトリガー]ダイアログが表示されますので[タスクの開始]コンボボックスから[スタートアップ時]を選択します。他はデフォルトのままとします。設定ができたら[OK]ボタンをクリックします。
[条件]タブをクリックして切り替えます。今回はデフォルトのままとしました。
[設定]タブをクリックして設定画面を表示します。デフォルトでは[タスクを停止するまでの時間]チェックボックスにチェックが入っているのでこれを外しました。
[操作]タブをクリックします。画面下部の[新規]ボタンをクリックします。
新しい操作ダイアログボックスが表示されます。[操作]コンボボックスから[プログラムの開始]を選択します。
実行するプログラムはPerlの"wperl.exe"を指定します。[引数の追加]テキストボックスに