口の描き方

イラストや漫画用の口の書き方の紹介記事です。写実の正確さよりもそれっぽく見えるものを手早く簡単に書く方法です。

基本パターン

口の位置を決めます。横棒であたりを取ります。
口の描き方:画像1

上唇と下唇を書きます。
口の描き方:画像2

口の中(歯など)を書きます。その後輪郭を取り出して完成です。
口の描き方:画像3

デフォルメ

基本パターンは先に紹介したとおりですが、リアルすぎるのでもう少しデフォルメすることが多いかと思われます。デフォルメの方法を紹介します。

先の基本パターンから下図の赤線の部分のみを取り出します。
口の描き方:画像4

赤線部分を取り出しました、口角(口の両端)の部分をす少し太くします。
口の描き方:画像5

輪郭を取り出して完成です。
口の描き方:画像6

上唇の中央が手前に出るように書くとそれらしくなります。
口の描き方:画像7

その他のデフォルメ

口はデフォルメの許容範囲が広いので、口の位置に線が書いてあれば口に見えます。

口を閉じているパターン

口の描き方:画像8

口を開いているパターン

口の描き方:画像9


上唇が下唇よりも上にくるように書いたほうがそれらしく見えます。
口の描き方:画像10

上唇や下唇をしっかり書くとリアルな絵柄向きの口になります。
口の描き方:画像11

横から見た場合の口の描き方

顔を横から見た場合は、口は見えないのですが、漫画絵の場合はあえて口を書いてしまう場合があります。
口の描き方:画像12

下図の左のように顔の輪郭に口を書く場合や、右側のように顔の内側に口を書く場合などがあります。
口の描き方:画像13

下唇を少しふくらますとそれらしく見えます。また大きく口が開く場合は顎の位置が下げて顔の輪郭を変えるとより、らしく見えます。
口の描き方:画像14

歯を書く場合

口を大きく開いた場合は歯を書く場合があります。細かく書くと絵がうるさくなるので細かく書かないことが多いです。また、歯の縦線を書くケースはほとんどないです。上歯と下歯の境界線を書くことはあります。(下図参照)
口の描き方:画像15


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著者
挿絵などのお絵描き担当。以前はオタクライフにどっぷりつかっていたが、最近は体力が衰えたためかやや引き気味。
現在も趣味で細々と制作活動中。
作成日: 2011-07-31
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