CentOS7にPostfixをインストールする (MTA - SMTPサーバーのインストール)

CentOS7にPostfixをインストールする手順を紹介します。

手順

コンソール(ターミナル)から下記のコマンドを実行します。

yum -y install postfix

Postfixのパッケージのダウンロードとインストールが自動で実行されます。

インストールの確認

インストールが正常にされた場合

systemctl status postfix

コマンドでサービスの状態を表示できます。

CentOS7にPostfixをインストールする (MTA - SMTPサーバーのインストール):画像1

サービスの起動

Postfixを起動する場合は

systemctl start postfix

コマンドでサービスを起動できます。

サービスの停止

Postfixを停止する場合は

systemctl stop postfix

コマンドでサービスを停止できます。

サービスの再起動

Postfixを再起動する場合は

systemctl restart postfix

コマンドでサービスを再起動できます。

ログ

Postfixのログはデフォルトでは

/var/log/maillog

に記録されます。

SMTP Authを利用する場合

SMTP Authを利用する場合は、下記コマンドを実行して、cyrus-sasl-plain, cyrus-sasl-md5 モジュールもインストールします。

yum install cyrus-sasl-plain
yum install cyrus-sasl-md5

補足

Amazon EC2 でのCentOS7 Linuxインスタンス, Microsoft Azure でのCentOS7 Linux仮想マシンでも同様の手順でインストールできます。

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著者
かつて日本を代表したスーパーエンジニア (自称)
ハードウェア、電気設備、ガーデニング関係の記事を担当。
作成日: 2016-08-29
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