複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計

こちらの記事では、データの値ごとのデータ数の集計をピボットテーブルを利用して処理しました。 この記事では、さらに値が複数存在する場合のピボットテーブルでの処理方法について紹介します。

手順

下図の表を準備します。
複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計:画像1

表を選択します。
複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計:画像2

リボンの[挿入]タブを選択します。リボンの一番左の[ピボットテーブル]ボタンをクリックします。
複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計:画像3

[ピボットテーブルの作成]ダイアログが表示されます。[テーブルまたは範囲を選択]欄はすでに領域が選択されているのでそのままとします。[ピボットテーブル レポートを配置する場所を選択してください]エリアは[新規ワークシート]ラジオボタンにチェックをします。設定後ダイアログ下部の[OK]ボタンをクリックします。
複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計:画像4

新しいシートが作成され、ピボットテーブルが追加されます。
複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計:画像5

右側のピボットテーブルのフィールドエリアの上部の[種類]をエリア下部の左下[行]の領域にドラッグ&ドロップします。ピボットテーブルに種類の項目が表示されます。
複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計:画像6

続いて、ピボットテーブルのフィールドエリアの上部の[選択肢]を、エリア下部の左下[行]の領域にドラッグ&ドロップします。ピボットテーブルに選択肢の項目も表示されます。
複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計:画像7

[選択肢]の項目を、ピボットテーブルのフィールドエリアの右下の[値]にドラッグ&ドロップします。ピボットテーブルに列が追加されます。
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ドロップして追加された[値]をクリックします。ドロップダウンメニューが表示されます。メニューの[値フィールドの設定]をクリックします。
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[値フィールドの設定]ダイアログが表示されます。
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ダイアログの[集計方法]のタブの[値フィールドの集計]リストボックスの"データの個数"をクリックして選択します。設定後[OK]ボタンをクリックしダイアログボックスを閉じます。
複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計:画像11

種類と選択肢ごとに、それぞれの件数が表示されます。
複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計:画像12

特定の項目をフィルタする

[行ラベル]の下向き三角形のボタンをクリックします。下図の[フィールドの選択]ポップアップウィンドウが表示されます。
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ポップアップウィンドウの[魚類]のチェックボックスのみチェックし、残りのチェックボックスは外します。
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[魚類]の項目のみにフィルタされます。
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グラフも作成できます。
複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計:画像16

グループの分け方を変更する

ここまでの手順で作成したピボットテーブルは[種類]ごとに分けられた中で[選択肢]の値で分けられています。この分け方を先に[選択肢]で分けた後に[種類]で分けたい場合があります。ここではグループの分け方の変更手順を紹介します。
複数のデータの値ごとにデータの個数を集計する - ピボットテーブルを利用した 複数の値ごとの人数集計:画像17

ピボットテーブルをクリックし選択します。右側の[ピボットテーブルのフィールドエリアの]行エリアの項目をクリックします。ポップアップメニューが表示されますので、[上へ移動]メニューを選択します。
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[行]のエリアの項目の順番が変わると、ピボットテーブルのグループの分類も変更されます。
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グループの分け方を変更できました。

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著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
作成日: 2015-07-23
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