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ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する

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ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する手順を紹介します。

手順

下図の表を準備します。
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像1

今回はピボットテーブルを利用して、松コース、竹コース、梅コースの〇がついている人数と支払金額のピボットテーブルを作成します。通常元のテーブル内の値がピボットテーブルの軸になりますが、今回は元テーブルの「松コース、竹コース、梅コース」の項目をピボットテーブルの軸にします。

テーブル範囲を選択し、[挿入]タブの[ピボットテーブル]ボタンをクリックします。
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像2

[ピボットテーブルの作成]ダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックして新しいワークシートにピボットテーブルを作成します。
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像3

ピボットテーブルが作成できました。
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像4

右側の[ピボットテーブルのフィールド]エリアの[レポートに追加するフィールド]欄の[松コース]の項目を下部の[値]の欄にドラッグ&ドロップします。ドロップ後の状態が下図です。松コースに「〇」をつけた人数が集計できています。
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像5

同様の手順で、[竹コース][梅コース]の項目を[値]のエリアにドラッグ&ドロップします。
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像6
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像7

補足

ドラッグ&ドロップ時に、列方向に項目が生成される場合があります。その場合は、[ピボットテーブルのフィールド]エリアの[列]の欄に[Σ値]の項目が表示されていますので、この項目を[行]の欄にドラッグ&ドロップすると、上図の状態になります。
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像8



続いて金額の軸を追加します。[ピボットテーブルのフィールド]エリアの[支払金額]の項目を[列」の欄にドラッグ&ドロップします。支払金額ごとの列が追加されます。
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像9

支払金額をグループ化して金額の範囲ごとに集計します。ピボットテーブルの列を選択し右クリックしてポップアップメニューを表示します。メニューの[グループ化]をクリックします。グループ化の詳細については「リンク」の記事を参照してください。
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像10

[グループ化]のダイアログボックスが表示されます。集計する金額範囲を指定します。今回は\3,000から3,000刻みで集計します。
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像11

列がグループ化され、金額の範囲ごとに集計ができました。
ピボットテーブルの軸に元のテーブルの行・列名を利用する - セルに値が入っている件数を集計する:画像12


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著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
作成日: 2016-08-18
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