Visual Studio のチームエクスプローラーでGitHubにアクセスすると SSL証明書のエラーが発生する現象と対策について紹介します。
GitHubからローカルにリポジトリを複製します。
複製をすると以下のエラーが発生します。
また、リポジトリの複製でエラーになった場合は、右側のチームエクスプローラには以下のエラーメッセージが表示されます。
C:\Program Files/Git/mingw64/ssl/certs/
フォルダに ca-bundle.crt
の証明書が配置されていない可能性が高いです。
C:\Program Files/Git/mingw64/ssl/certs/
フォルダを確認します。フォルダ内にファイルが存在していません。
他のアプリの設定状況によっては、独自の証明書が導入されていることもあります。
ほかのフォルダにある ca-bundle.crt
ファイルをコピーすることにします。今回は C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\Professional\Common7\IDE\CommonExtensions\Microsoft\TeamFoundation\Team Explorer\Git\mingw32\ssl\certs
フォルダの ca-bundle.crt ファイルをコピーします。
ca-bundle.crtとca-bubndle.trust.crt ファイルをC:\Program Files/Git/mingw64/ssl/certs/
フォルダにコピーしました。
ca-bundle.crtのコピー後、再度リポジトリの複製を実行します。
証明書が配置されているため、エラーは発生せず正常にリポジトリがクローンされた旨のメッセージが表示されます。