MiniMax H3 で SLA Attention を利用して動画を生成する

ぐあもん
質問: SLA Attention
MiniMax H3でさらに高速化できるSLA Attention という方式が登場したと聞きました。どのように導入するのでしょうか?

MiniMax H3 でSLA Attention の導入手順を紹介します。

SLA Attention とは

SLA Attention(Sparse-Linear Attention)は、Attentionで計算する対象を削減して推論を高速化する技術です。 通常のAttentionでは各トークン間の関係を広範囲に計算しますが、SLAでは重要度の高い部分を選択し、影響の小さいAttention計算を省略します。特に動画生成ではトークン数が非常に多くなるため、大きな高速化が期待できます。

Sage Attention との関係

排他的な技術ではなく、SLAによって計算対象を絞り込み、その計算にSageAttentionを利用することもできます。

SOL-Attn との関係

どちらもSparse Attentionの仕組みのため、競合する処理となるため共存はしないほうが良いです。

SLA Attention ノード のインストール

SLA Attentionのノードをインストールします。
次のコマンドを実行します。

cd (ComfyUIの配置ディレクトリ)\ComfyUI\custom_nodes
git clone https://github.com/PlagueKind/ComfyUI-PlagueKind-Nodes.git


ComfyUIを起動します。インストールができると、ノードの一覧に"H3 SLA Attention"のノードが追加されます。

MiniMax H3 で SLA Attention を利用して動画を生成する:画像1

ワークフロー

ワークフローは以下となります。

ワークフローでは、モデルから Sage Attention, First Block Cache, SLA Attention の順番に接続します。

Model
 ↓
Sage Attention
 ↓
First Block Cache
 ↓
SLA Attention
 ├→ Guider
 └→ Scheduler


以下はSage Attention, First Block Cache と併用した場合のワークフローです。

MiniMax H3 で SLA Attention を利用して動画を生成する:画像2

t2v

MiniMax H3 で SLA Attention を利用して動画を生成する:画像3

i2v

MiniMax H3 で SLA Attention を利用して動画を生成する:画像4

r2v

MiniMax H3 で SLA Attention を利用して動画を生成する:画像5

AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインデザイナー
イタリア好き。Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2026-08-22