Windows 11 24H2 へのアップグレードインストールをすると 0XC1900101 - 0x40017 エラーが発生しロールバックされる現象の紹介です。
Windows 11 24H2 をインストールすると、以下のエラーが発生しインストールがロールバックされます。
以下の手順でインストールできる場合があります。
(インストールできない場合もあります。)
管理者としてコマンドプロンプト、またはPowerShellを開き、プロンプトから以下のsfcコマンドを実行します。
sfcコマンドの詳細についてはこちらの記事を参照してください。
sfc /scannow
管理者としてコマンドプロンプト、またはPowerShellを開き、プロンプトから以下のDISMコマンドを実行します。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
不要なデバイスドライバを削除します。
デバイスマネージャーを開きます。
最低限必要なドライバのみを残してデバイスをアンインストールします。
例として、"Microsoft RRAS Root Enumerator"をアンインストールします。アンインストールするデバイスの項目をクリックして選択します。
右クリックしてポップアップメニューを表示します。[デバイスのアンインストール]の項目をクリックします。
確認ダイアログが表示されますので、[アンインストール]ボタンをクリックします。
デバイスがアンインストールされます。
他の不要なデバイスも同じ手順でアンインストールします。
[サービス]を起動します。
一覧から、"Background Intelligent Transfer Service" の項目を探します。サービスが起動していない場合は、起動します。
"Background Intelligent Transfer Service" の項目をクリックして選択し、右クリックします。
ポップアップメニューの[開始]の項目をクリックします。
サービスが開始されます。
続いてクリーンブートを実行します。スタートメニューで[システム構成]を検索します。
検索結果に表示された、[システム構成]のショートカットをクリックします。
[システム構成]のウィンドウが表示されます。
[サービス]のタブをクリックします。下図の画面が表示されます。
ウィンドウ左下の[Microsoft のサービスをすべて隠す]のチェックボックスをクリックしてチェックをつけます。
Microsoft以外のサービスが表示された状態になります。
ウィンドウ右下の[すべて無効]のボタンをクリックします。
続いて、[スタートアップ]のタブをクリックします。下図の画面が表示されます。
画面内の[タスクマネージャーを開く]のリンクをクリックします。
タスクマネージャーのウィンドウが表示されます。
[状態]が[有効]の項目をクックして選択します。選択した状態で上部のツールバーの[無効化]ボタンをクリックし、状態を[無効]にします。
同じ手順を繰り返し、すべての項目を[無効]にします。
[システム構成]のウィンドウに戻り[OK]ボタンをクリックします。
下図の再起動ダイアログが表示されます。
[再起動]ボタンをクリックします。
再起動後、インストールメディアのsetup.exe を実行してWindows 11 24H2をインストールします。
インストールメディアのダウンロードについてはこちらの記事を参照してください。
マシンの状態によっては、Windows 11 24H2 にアップグレードできます。(エラーが解消されない場合もあります。)