Data Queryでインターフェイスのグラフを作成すると同じ名前でデータソースが作成されてしまうことがあります。これは、Data Query の[Suggested Values]の[Data Template]のnameが設定されていないため、参照しているData Templateのnameがそのまま使われてしまうことが原因です。
Data Queryの[Suggested Values]の[Data Template]に"name"の値を追加するとインターフェイスごとのデータソースに別の名前を付けることができます。
と記述するとホストの説明文と置換できます。また、
と記述すると指定したフィールド名のOIDの値と置換できます。フィールド名はXML形式のデータクエリファイルで定義します。データクエリファイルの詳細はこちらの記事を参照してください。
複数のnameを指定することもできます。上位から利用しますが、値が無い場合は次の要素を用います。
上図の場合は
作成されたDataSourceは後からでも名前の変更ができます。Data Sourceの設定画面を表示し、[Supplemental Data Tempalte Data]セクションの[Name]を変更することでData Sourceの名前を変更できます。
設定の状況によってはData Sourceの編集画面にnameが表示されない場合があります(下図参照)。これはData Sourceの元となるData TemplateでData Sourceのnameの変更を許可していないためです。
このData Sourceの元となるData Templateの編集画面を表示します。
Data Templateの[Name]の欄にある[Use Per-Data Source Value (Ignore this Value)]のチェックボックスにチェックをします。設定後[Save]ボタンを押します。
変更後Data Sourceの編集画面を表示すると[Name]の項目が表示されており、Data Sourceの名前変更ができます。