[サーバー名表示を要求する]のチェックボックスを外すことができるのはサーバーに登録されているバインドのうち1つだけです。SNIに対応していないSSLの仕様は1つのIPアドレスに対して1つのSSLサイトを利用するためです。
Azure CDNでVerizon CDNを利用した場合に SSL でアクセスすると502 エラーが発生する現象について紹介します。
Azure CDNでVerizon CDNを利用し、SSL(https)でアクセスすると、ページが表示されずファイルのダウンロードダイアログが表示されます。
デバッガーやネットワークモニターでレスポンスを確認すると、レスポンスコードが502になっていることが確認できます。
Azure CDNのVerizon CDNではSNIに対応していないことが原因と考えられます。
Verizon CDNのソースとなるホストのバインドを確認します。バインドの編集画面の[サーバー名表示を要求する]にチェックがついていることが確認できます。このチェックがついている場合SNIに対応しているWebブラウザでないとアクセスできません。
[サーバー名表示を要求する]のチェックボックスのチェックを外すことで、Verizon CDNからアクセスできるようになります。