デフォルメのための等身比率の例を紹介します。
アニメ・ゲームや漫画などで比較的多く使われる頭身です。下図で紹介するデフォルメの例では、肩から腰の位置までが頭一つ分、腰から足の先までが頭三つ分にになります。股の位置は身長全体の半分の位置になります。
5頭身に比べるとデフォルメが強めになります。漫画では子供のキャラクターを描くのに使われることもあります。下図のデフォルメ例では、肩から腰の位置までが頭一つ分、腰から足の先までが頭二つ分になります。股の位置は身長全体の半分の位置になります。腰の位置は必要に応じてもう少し上にすることもあります。
ややリアルな比率です。頭の先から腰の位置までを1単位とし、頭の先から腰の長さ、腰から膝までの長さ、膝から足の先までの長さを同じにします。また、股の位置は身長全体の半分の位置になります。体が大きく描けるため、体を強調しやすくなります。また、下半身(腰~股までの間)を大きく描くこともできます。
ゲーム内のデフォルメや4コマ漫画のキャラクターを描くのによく使われます。肩から股の位置までが頭一つ分、股から足の先までが頭一つ分になります。体の幅(特に肩幅)を狭めるとバランスがとりやすくなります。
さらにデフォルメを強めたものです。肩から股の位置までを頭一つ分、股から足の先までを頭半分の長さにします。場合によっては下図左下のように股の位置を上(この場合は身長全体の半分の位置)にするデフォルメもありです。