vncserverを起動したにもかかわら RealVNCで接続できない

Linuxサーバ側でvncserverを起動したにもかかわらず、RealVNCなどのクライアントで接続できない現象について紹介します。

原因

vncserverに接続できない原因はいろいろありますが、代表的なものとして以下が挙げられます。

  • Linuxサーバー側のファイアーウォールで接続を拒否している
  • VNCのディスプレイ番号を指定していない
  • (クライアント側のファイアーフォールで接続を拒否している (レアケース))

Linuxサーバー側のファイアーウォールで接続を拒否している

Linuxサーバー側のファイアーウォールでVNCの接続を拒否しているケースがあります。vncserverのプログラムに対する接続を許可する設定を追加するか、もしくはファイアーウォールを無効にすることで対処できます。または、ファイアーウォールでVNCのポートを許可する設定にすることでも対処できます。VNCのポート解放の設定方法はこちらの記事が参考になります。

VNCのディスプレイ番号を指定していない

VNCにはディスプレイ番号という概念があります。RealVNCクライアントなどで接続する場合にサーバーアドレスの欄に(サーバー名):(ディスプレイ番号)と指定する必要があります

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ディスプレイ番号は多くの場合1から始まります。複数のvncserverを起動すると2,3といったディスプレイ番号でサーバが起動します。

VNC Serverの設定が正しくできていない

こちらこちらの設定手順の記事を参照してください。


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著者
かつて日本を代表したスーパーエンジニア (自称)
ハードウェア、電気設備、ガーデニング関係の記事を担当。
作成日: 2010-03-05
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