Hyper-V のCentOS 6.3にて インストール後に追加したレガシーネットワークアダプターを認識させる

Hyper-VにCentOS 6.3をインストールした場合、インストール時にレガシーネットワークアダプターが追加されていれば、インストール後にはネットワークアダプターを認識しますが、レガシーネットワークアダプターを追加せずにCentOSをインストールした場合、ネットワークアダプターが認識されません。
この記事では、インストール後にレガシーネットワークアダプターを追加して認識させる手順を紹介します。

ネットワークアダプターが認識されていない状態では、ifconfigコマンドを実行した際に"lo"インタフェースの結果しか表示されません。
Hyper-V のCentOS 6.3にて インストール後に追加したレガシーネットワークアダプターを認識させる:画像1

ifcfgファイルの作成

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

ファイルを作成します。ファイルの内容は下記とします。

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

DEVICE=eth0

Ethernetの起動

"/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0"ファイルを作成後、以下のコマンドを実行します。

ifup eth0

補足

ネットワークカードのDNSサーバーを設定した後上記コマンドを実行すると、/etc/resolve.conf ファイルがないため新規作成された旨のワーニングが表示される場合があります。

/etc/sysconfig/network の作成・編集

/etc/sysconfig/network

ファイルを編集、なければ作成します。ファイルの内容は以下とします。

/etc/sysconfig/network

NETWORKING=yes
HOSTNAME=(ホスト名)

"/etc/sysconfig/network"にて"NETWORKING=yes"を指定しないとOS起動時にEthernetがUPしません。

認識されているかの確認

OSを再起動し、再起動後

ifconfig

コマンドを実行します。

Hyper-V のCentOS 6.3にて インストール後に追加したレガシーネットワークアダプターを認識させる:画像2
正しく動作していれば、"eth0"の情報が表示されます。

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著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
作成日: 2013-02-01
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