JavaScriptで数値を切り上げるコードと実行結果を紹介します。
JavaScriptで数値を切り上げる場合は Math.ceil() メソッドを用います。
Math.ceil([切り上げしたい小数値]);
var result = Math.ceil(val);
下記のHTMLファイルを作成します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8" />
<title></title>
<script type="text/javascript">
function ceilProc() {
var val = document.getElementById("Text1").value;
var result = Math.ceil(val);
document.getElementById("output").innerText = "切り上げ値:" + result;
}
</script>
</head>
<body>
<h2>小数の切り上げのデモ</h2>
<input id="Text1" type="text" /><br />
<br />
<input id="Button1" type="button" value="Ceil" onclick="ceilProc();" />
<br />
<div id="output"></div>
</body>
</html>
ボタンクリックにより、JavaScriptの関数が呼び出されます。
関数内では"Text1"のテキストボックスから値を読み込み、ceilProc関数で小数の切り上げを実行します。
結果をid="output"のdiv枠に出力します。
上記のHTMLファイルをWebブラウザで表示します。下図の画面が表示されます。
テキストボックスに数値を入力します。3.25
を入力します。
[Ceil]ボタンをクリックします。小数部分切り上げられた値4
が下部に表示されます。
18.765
を入力して[Ceil]ボタンをクリックした場合は、切り上げられた値19が表示されます。
また、負の数-3.25
を入力した場合は、切り上げられた値は -3 になります。
小数を切り上げできました。