セキュアブート (Secure Boot) を有効にしたらPCがまったく起動できなくなった

BIOS設定で、セキュアブート(Secure Boot)を有効にすると、PCがまったく起動できなくなる場合があります。

原因

工場出荷時に取り付けられていたハードウェア以外のものを利用している。

解説

工場出荷時に取り付けられていたハードウェアを交換した場合、認定されているハードウェアではないと判断されSecure Bootで無効なハードウェアとして検出されPCが起動できなくなる場合があります。とくにグラフィックカード/ビデオカードを交換した場合にこの症状が出る場合が多いです。

対策

出荷時のハードウェアに戻す

出荷時のハードウェアに戻せば起動できる場合があります。オンボードのビデオチップを利用する、工場出荷時のビデオカードに戻すといった対策があります。

CMOSクリア

工場出荷時のハードウェアが手元にない場合やオンボードのビデオチップがない場合は全く起動できず、BIOS設定画面も表示できないため、CMOSをクリアしてBIOSを初期化します。BIOSを初期化すると、Secure Bootは無効の状態に戻ります。

関連項目

Windows 8.1 で「Secure Bootが正しく構成されていません」のメッセージがデスクトップの右下に表示される

AuthorPortraitAlt
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
作成日: 2013-09-11
Copyright © 1995–2025 iPentec all rights reserverd.