SONYのGPSユニット GPS-CS3Kのレビューです。
GPSロガーを使って位置情報を取得するため、GPSロガーを探したところSONYのGPS-CS3Kがよさそうでしたので購入しました。
Amazonで購入しました。
パッケージは下図の通りです。
内容物は下図の通りです。キャリングポーチもついています。
GPSユニットの外観です。
背面のふたを開けると、電池ボックスとメモリーカードスロットがあります。メモリスロットはSDカードとMemory Stickの両方に対応しています。
PCとの接続はUSBケーブルを利用します。
接続するとGPSユニットは120MBのリムーバブルディスクとして認識されます。
ドライブの中には"GPS"ディレクトリがあります。
GPSディレクトリ内にGPSのログファイルが保存されています。
GPSログはNMEA形式のログです。
コールドスタートの場合衛星測位まで若干時間がかかります(約5分程度)。アンテナの感度はまずまずですが、指向性があるらしくGPSユニットを立て、電源ボタンを上に向ける向きにしないと受信感度が下がるようです。
eneloopを入れて使用しましたが、満充電ならば10時間程度は持つようです。ただし、長距離を移動する場合は電池の消耗が速くなるようです。
トンネル等に入り、いったん測位ができなくなると復旧までにかなりの時間がかかる印象です。測位ができないとログに全く記録されないため、建物の出入りが多い場合は経路のログが全く記録されていなかったこともありました。
国際線の航空機は高度が高いためかうまく測位できませんが、国内線の場合は測位できることが多いです。座席が窓側のほうが測位できる率が上がります。
旅行などの屋外移動の多い場合は問題なく測位できていました。特に問題はありませんでした。
15秒ごとに緯度経度を内蔵メモリに記録しますが、15秒ごとでも実用上問題はありませんでした。
タイムゾーンをまたぐ場合や、高度の高い長距離の飛行機などでは測位できませんでした。飛行時間が1時間程度の国内線の場合は測位できました。
PMBのサブアプリケーションのGPS Image Trackerで画像のExifに緯度経度を付与できます。ログの結合やプレビューも直感的にでき、使いやすいアプリケーションでした。
Pocket GPS (PG-S1)と同時に使いましたが、PG-S1は電池切れの際にはUSB給電するためのモバイルブースターが必要ですが、GPS-CS3Kは電池切れの際には電池交換をすればよいので持ち回りには便利です。ソフトウェアの使い勝手もGPS-CS3Kのほうがちょっと使いやすい印象を持ちました。ただし、測位情報の記録間隔が15秒で固定のため、より細かく測位情報を記録したい場合はPocket GPS(PG-S1)を使う必要があります。
マイドキュメントフォルダ内の "\Sony PMB\GPSMatch\Log" に保存されます。
現在も使用していますが、生産終了品のためトラッカーのソフトウェア(ImageTracker)の更新もされなくなっているため、現在はGarmin fenixをメインにしていますが、サブ機として現在も利用中です。