Garmin fenixのレビューです。
いままで数種類のGPSロガーを試してきましたが、扱いが簡単でなかったり、便利でなかったりしました。少々値段は高くても、信頼されている製品を購入しようと探したところ、Garmin社のGPSが世界的なシェアを持っていることがわかり、Garmin fenixが発売されたばかりの新製品とのことでしたので購入してみました。
Amazonで購入しました。オレンジの交換バンドも購入しました。
2024年時点では"fenix 7X/7S"が販売されています。
パッケージは下図です。
高級感のあるパッケージです。
左右の側面のシールを外し上に引き抜くと取り出せます。
プラスチックのカバーを外します。
GPS本体です。
上部を開き、裏側からバンドをはずします。
外観は下図です。液晶画面に表示されているように見えますが、こちらはシールです。
裏面です。
内容物は以下です。
取扱説明書は各国語で用意されています。(日本語マニュアルはありませんでした。)
充電、データ通信用のURBケーブルです。専用のコネクタになっています。
背面に挟むようにして取り付けます。
ケーブルを電源やPCに接続すると充電が始まります。
初回起動時には設定画面が表示されます。
起動時にはGARMINのロゴが表示されます。
地図データの読み込みが始まります。
言語設定画面が表示されます。"English"を選択します。上下(△▽)ボタンで選択項目の変更ができ、左側のオレンジ色のボタンで確定になります。
時刻を自動設定するかの確認です。GPSを用いた時刻合わせができるようです。"Yes"を選択しました。
設定が行われます。
プロファイルを設定します。歩きでの利用が多いため"Hiking"のプロファイルを選択しました。
GPS開始の説明が表示されます。
すべて設定が終わると時刻が表示されます。時計としても利用できます。
別途購入したオレンジのバンドに交換します。
バンドと金属の棒が同梱されています。
金属の棒は中心部がねじになっており、回すと上部が外れトルクスドライバのヘッドが出てきます。凝ったつくりです。が、何も知らないとちょっとわかりにくいです。
バンドを留めているねじを外します。
バンドをはずしました。
オレンジのバンドに交換します。ねじの予備は無いのでなくさないように注意しましょう。
交換できました。レジャー用らしくなりました。
問題なく動作しました。
GPS開始ボタンを押さないとトラッキングしないため、注意する必要があるかもしれません。歩くと軌跡が画面に表示されるのは便利だし、面白いと感じました。
コールドスタートの場合衛星測位まで若干時間がかかります(約2~5分程度)。向きによる感度差はなさそうな印象です。
10~12時間ほど連続でトラッキングできます。電池の持ちは良いほうだと思います。電池交換ができないため、長時間運用する場合はモバイルブースターなどを準備する必要があります。
ファームウェアの更新で電池の持ちが良くなった気がします。
建物の中に入り、いったん測位ができなくなっても電波の届くところに出ればすぐ復帰できる印象です。
長距離国際線、近距離便いずれも測定できました。バッテリー切れに注意する必要があります。搭乗前に測位状態で緯度経度が取得できていないと失敗する可能性が高いです。
飛行機の中央部分に座っている場合は補足できないことが多いです。窓側に座っていると補足できることが多いです。
FenixをUSBケーブルでPCに接続するとUSBストレージとして認識できます。
ドライブ直下です。"Garmin"フォルダを開きます。
各種ファイルが見れます。トラッキングデータは"GPX"フォルダ内に格納されています。GPXフォルダを開きます。
".gpx"ファイルが保存されています。こちらがトラッキングデータになります。
Garmin BaseCamp を用いると比較的簡単にJPEGに緯度経度情報を付与できます。
バンドは劣化する素材のため、8年ほど経過すると屋内で保管しておいてもひびが入り、真っ二つになってしまいました。