HPE ML30 Gen9 の iLO4 管理画面にアクセスする手順を紹介します。
ML30のマシンを起動すると、最初に下図の画面が表示されます。画面の右上に"iLO 4 IPv4", "iLO 4 IPv6"のエリアに、iLOのIPアドレスが表示されます。IPアドレスはデフォルトではDHCPサーバーから取得する動作になっているようです。
同じネットワーク内に接続されている、別のPCのウェブブラウザでiLOのIPアドレスを開きます。今回の例ではIPアドレスが"192.168.64.198"でしたので、"https://192.168.64.198/"にアクセスします。正しくアクセスできると、下図のiLO4のログイン画面画面が表示されます。
画面右側の"Local user name"と"Password"のテキストボックスに、ユーザーIDとパスワードを入力します。
入力するID、パスワードはML30の筐体に取り付けられている、タグに記載されています。
ログインできると下図の画面が表示されます。サーバーの状態や、ハードウェアのシステムログなどサーバー管理機能にアクセスできます。
"Remote Console"も用意されており、ネットワーク経由でサーバーのディスプレイ画面を表示できます。
.NET Integrated Remote Console (.NET IRC)で画面表示をする、下図のウィンドウでサーバーのディスプレイ画面を確認できます。
電源ON、リセットもこのウィンドウから実行できます。
以上でiLO4の管理画面にアクセスできました。