Excelで1列、または1行の値を表組する方法を紹介します。
WRAPROWS,WRAPCOLS 関数を利用すると、Excelで1列、または1行で表現された値を簡単に表組できます。
WRAPROWS([値の範囲],[折り返す数])
WRAPROWS([値の範囲],[折り返す数],[足りないセルに表示する文字列])
WRAPCOLS ([値の範囲],[折り返す数])
WRAPCOLS ([値の範囲],[折り返す数],[足りないセルに表示する文字列])
1行で以下のデータを作成します。
品名 | 価格 | 店舗 | 在庫 | ぺんぎんクッキー | 250 | 東京 | 14 | らくだキャラメル | 120 | 札幌 | 20 | しろくまアイス | 380 | 東京 | 6 |
E4セルに以下の数式を入力します。以下の数式では値を列方向に配置し、4つの値で改行します。
=WRAPROWS(A1:P1,4)
数式を確定すると、表組された値が表示されます。見出しの値は行で表現されます。
表組の値はスピルで表現されており、実際の値は元データを参照した状態になります。
結果の表組は以下になります。
品名 | 価格 | 店舗 | 在庫 |
ぺんぎんクッキー | 250 | 東京 | 14 |
らくだキャラメル | 120 | 札幌 | 20 |
しろくまアイス | 380 | 東京 | 6 |
1行で以下のデータを作成します。
品名 | 価格 | 店舗 | 在庫 | ぺんぎんクッキー | 250 | 東京 | 14 | らくだキャラメル | 120 | 札幌 | 20 | しろくまアイス | 380 | 東京 | 6 |
E4セルに以下の数式を入力します。以下の数式では値を行方向に配置し、4つの値で改列します。
=WRAPCOLS(A1:P1,4)
数式を確定すると、表組された値が表示されます。見出しの値は列で表現されます。
表組の値はスピルで表現されており、実際の値は元データを参照した状態になります。
結果の表組は以下になります。
品名 | ぺんぎんクッキー | らくだキャラメル | しろくまアイス |
価格 | 250 | 120 | 380 |
店舗 | 東京 | 札幌 | 東京 |
在庫 | 14 | 20 | 6 |
1列で以下のデータを作成します。
サイト名 |
ドメイン |
ipentec |
ipentec.com |
ipentec |
ipentec.net |
lcx |
lcx.jp |
ipentec life |
ipentec.jp |
ipentec travel |
D1セルに以下の数式を入力します。以下の数式では値を列方向に配置し、2つの値で改行します。
=WRAPROWS(A1:A11,2,"(なし)")
式を確定すると、表組された値が表示されます。見出しの値は行で表現されます。
最後の値は無いため、WRAPROWS関数の3つ目のパラメーターの値(なし)
が表示されます。
結果の表組は以下になります。
サイト名 | ドメイン |
ipentec | ipentec.com |
ipentec | ipentec.net |
lcx | lcx.jp |
ipentec life | ipentec.jp |
ipentec travel | (なし) |