カーソルのあるセルの値:しろくまアイス
Office Scriptsでカーソルの位置のセルの情報を取得するコードを紹介します。
Office Scriptsでカーソルの位置のセルの情報を取得するには、workbook.getActiveCell()
メソッドを利用します。
workbook.getActiveCell();
Office Scriptsを作成し、以下のコードを記述します。
function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
let cell = workbook.getActiveCell();
//let cell:ExcelScript.Range = workbook.getActiveCell(); //型指定する場合
console.log("カーソルのあるセルの値:"+cell.getValue());
}
workbook.getActiveCell()メソッドを呼び出しカーソルの位置のセルのオブジェクトを取得しcell変数に代入します。
let cell = workbook.getActiveCell();
変数に型指定する場合は、以下のコードになります。
let cell:ExcelScript.Range = workbook.getActiveCell();
取得したセルの値をログメッセージに出力します。ログメッセージ出力の詳細はこちらの記事を参照して下さい。
console.log("カーソルのあるセルの値:"+cell.getValue());
カーソルを文字列が入力されているセルに移動し、[実行]ボタンをクリックします。
スクリプトが実行され、[出力]のエリアにカーソルのあるセルの文字列の値が表示されます。
Office Scriptsを作成し、以下のコードを記述します。
function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
let cell: ExcelScript.Range = workbook.getActiveCell();
//let cell:ExcelScript.Range = workbook.getActiveCell(); //型指定する場合
let color = cell.getFormat().getFill().getColor()
console.log("カーソルのあるセルのカラー:" + color);
}
workbook.getActiveCell()メソッドを呼び出しカーソルの位置のセルのオブジェクトを取得しcell変数に代入します。
let cell = workbook.getActiveCell();
変数に型指定する場合は、以下のコードになります。
let cell:ExcelScript.Range = workbook.getActiveCell();
取得したセルの背景色の値をcolor変数に代入します。
let color = cell.getFormat().getFill().getColor()
ログメッセージにcolor変数の値を出力します。
console.log("カーソルのあるセルのカラー:" + color);
カーソルをセルに移動し、[実行]ボタンをクリックします。
スクリプトが実行され、[出力]のエリアにカーソルのあるセルの背景色の値が表示されます。
Office Scriptsでカーソルの位置のセルの情報を取得できました。