セルの編集中に カーソルキーを押すと隣のセルにフォーカスが移ってしまうことがあります。この記事ではセル内でのカーソルキーでのキャレットの移動方法を紹介します。
Excelを起動します。入力したいセルをクリックして選択状態にします。
文字を入力します。この状態で文字の間違いに気づき、カーソルの左キーを押すと・・・
左隣のセルがフォーカス状態になります。編集中のテキスト内で左にキャレットを動かしたかったのですが、意図した動作になりません。
Excelには以下のモードがあります。
シートを閲覧したり、セルを選択するモードです。ウィンドウ下部のステータスバーに[準備完了]の文字が表示されています。
セルに値を入力するモードです。ステータスバーに[入力]の文字が表示されいます。
セルの内容を編集するモードです。ステータスバーに[編集]の文字が表示されいます。
計算式などでセルを参照するモードです。ステータスバーに[参照]の文字が表示されいます。
入力モードではセルの内容の編集ではないため、入力モードでカーソルキーを押下した場合、押下した方向の隣のセルにフォーカスが移る動作になります。一方、編集モードのときはセルの内容の変更のため、カーソルキーを押下するとテキスト内でキャレットが移動します。
モードを切り替える方法は以下になります。
カーソルキーを押下すると隣のセルがアクティブになる現象に対して、以下の対処法があります。
モードが入力モードになっているため、[F2]キーを押下し編集モードに切り替えてからカーソルキーを押下します。
上部の編集テキストボックスを利用した場合は、編集モードになりますので、カーソルキーを押しても隣のセルにフォーカスしません。
セルの変更を開始るする際に[F2]キーを押すと編集モードになりますので、カーソルキーを押しても隣のセルにフォーカスしません。