WebBrokerとASP.NET ASP.NET その2

先ほどのWebアプリケーションをもう少し拡張してみましょう。下の図のように、Tableコントロールを追加しました。ここにサーバーへ送った内容を保存して表示できるようにしてみましょう。
WebBrokerとASP.NET ASP.NET その2:画像1

 まず、Buttonのクリックの部分を修正します。送った内容を保存して置けるようにします。ここでは、StreamWriterを使ってWriteLineで行単位で保存しています。エンコーディングはUnicodeにしています。
WebBrokerとASP.NET ASP.NET その2:画像2

次にTableのアップデート関数を作ります。ファイルを読み込んで、Tableに追加する関数です。ループインデックス変数を用意して、1行ごとに色を変えてみましょう。
WebBrokerとASP.NET ASP.NET その2:画像3

 最後にTWebFormのLoadイベントに最初に表示されたときのコードを書きます。
WebBrokerとASP.NET ASP.NET その2:画像4

 ここはUpdate関数を呼ぶだけです。
WebBrokerとASP.NET ASP.NET その2:画像5

 実行してみましょう。エディットボックスに文字を入れて送るボタンを押すと、どんどんTableの内容が増えていくはずです。下の図のような感じで、書き込んでいけることが確認できたのではないでしょうか。

WebBrokerとASP.NET ASP.NET その2:画像6

ASP.NETは一般的な実行アプリケーションと同じような感覚でWebアプリケーションを作成することができます。工夫次第では、相当高度なことも簡単にプログラムできるかもしれません。


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著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2005-01-01
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