Delphi XE でのアプリケーションビルド

Delphi XEでアプリケーションのビルドをしてみます。

Delphi XEを起動し、[ファイル]メニューの[新規作成]の[VCLフォームアプリケーション - Delphi]をクリックします。
Delphi XE でのアプリケーションビルド:画像1

VCLフォームアプリケーションが新規作成されます。このアプリケーションを保存しておきます。保存は[ファイル]メニューの[プロジェクトに名前を付けて保存]で保存できます。
Delphi XE でのアプリケーションビルド:画像2

[プロジェクト]メニューの、[(プロジェクト名)の再構築]メニューをクリックし、このプロジェクトをビルドします。
Delphi XE でのアプリケーションビルド:画像3

ビルドが正しくできたら、プロジェクトマネージャーのプロジェクトのノードを選択し、右クリックしポップアップメニューを表示させます。ポップアップメニューの[エクスプローラで表示]メニューをクリックします。
Delphi XE でのアプリケーションビルド:画像4

プロジェクトファイルの保存先がエクスプローラで開かれます。以前のDelphiではプロジェクトファイルと同じ位置にビルド結果のExeファイルがおかれましたが、Delphi XEではプロジェクトファイルの位置にはビルド結果のExeファイルは配置されません。Debugディレクトリをクリックして開き、Debugディレクトリの中を見てみます。
Delphi XE でのアプリケーションビルド:画像5

Debugディレクトリ内にはさらにWin32ディレクトリがあります。このディレクトリを開きます。
Delphi XE でのアプリケーションビルド:画像6

Win32ディレクトリ内にビルドされたExeファイルとdcuファイルが配置されています。
Delphi XE でのアプリケーションビルド:画像7

Delphi XEではデフォルトのExeファイルのアイコンも変わりました、256x256ピクセルの特大サイズのアイコンにも対応しています。下が特大サイズで表示させたExeファイルのアイコンです。
Delphi XE でのアプリケーションビルド:画像8

下図は大きいサイズで表示した場合のアイコン。
Delphi XE でのアプリケーションビルド:画像9

下図は中サイズで表示した場合のアイコン。
Delphi XE でのアプリケーションビルド:画像10

下図は小サイズで表示した場合のアイコン。
Delphi XE でのアプリケーションビルド:画像11

標準Exeファイルのアイコンも現代風になりました。

AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2010-10-07
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