MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする)

MongoDBにリモートからアクセスできるようにするためのファイアウォールの設定について紹介します。

概要

MongoDBはポート27017を利用するため、27017番のポートを開放する設定をする必要があります。

手順

コントロールパネルを表示します。左上の[システムとセキュリティ]の項目をクリックします。
MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする):画像1

[システムとセキュリティ]画面が表示されます。右側のエリアの上から2番目の[Windows Defender ファイアウォール]の項目をクリックします。
MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする):画像2

[Windows Defender ファイアウォールによるPCの保護]画面が表示されます。左側のメニューの[詳細設定]の項目をクリックします。
MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする):画像3

[セキュリティが強化された Windows Defender ファイアウォール]のウィンドウが表示されます。
MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする):画像4

左側のツリービューの[受信の規則]のノードをクリックします。下図の画面が表示されます。右側の[操作]エリアの[新しい規則...]の項目をクリックします。
MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする):画像5

[新規の受信の規則ウィザード]ダイアログが表示されます。
MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする):画像6

今回は指定したポートを開放しますので、[ポート]のラジオボタンをクリックしてチェックを付けます。チェック後[次へ]ボタンをクリックします。
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[プロトコルおよびポート]画面が表示されます。
MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする):画像8

[特定のローカル ポート]のテキストボックスに開放するポート番号 "27017" を入力します。入力後[次へ]ボタンをクリックします。
MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする):画像9

[操作]画面が表示されます。今回はデフォルトの[接続を許可する]がチェックされた状態で良いです。[次へ]ボタンをクリックします。
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[プロファイル]画面が表示されます。こちらもデフォルトの設定のままで良いです。[次へ]ボタンをクリックします。
MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする):画像11

[名前]画面が表示されます。
MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする):画像12

ファイアウォールの設定を識別するための名前を設定します。今回は "MongoDB" としました。[完了]ボタンをクリックして設定を完了します。
MongoDB のファイアウォールの設定(MongoDBにリモートからアクセスする):画像13

ファイアウォールの規則が追加できました。作成した "MongoDB" の要素が追加されていることが確認できます。
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以上で設定は完了です。

補足: IPアドレスのバインド設定

MongoDBをインストールした直後の状態では、ファイアウォールのポートを開けただけでは外部からのアクセスはできません。MongoDBのIPアドレスのバインドの設定を変更して外部のアドレスから接続ができるようにする必要があります。MongoDBのIPアドレスのバインド設定の手順はこちらの記事を参照してください。

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著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
作成日: 2019-01-06
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