リストボックスからアイテム(要素)を削除する

リストボックスのアイテムを削除します。

コード

リストボックスとボタン2つを配置します。以下のコードをボタンのOnClick()イベントに記述します。

private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
  listBox1.Items.Add("Line:1");
  listBox1.Items.Add("Line:2");
  listBox1.Items.Add("Line:3");
  listBox1.Items.Add("Line:4");
  listBox1.Items.Add("Line:5");
}

private void button2_Click(object sender, EventArgs e)
{
  int sel = listBox1.SelectedIndex;
  listBox1.Items.RemoveAt(sel);
}

解説(button1_Click)

private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
  listBox1.Items.Add("Line:1");
  listBox1.Items.Add("Line:2");
  listBox1.Items.Add("Line:3");
  listBox1.Items.Add("Line:4");
  listBox1.Items.Add("Line:5");
}

は、リストボックスにアイテムを追加するコードです。アイテムを5つ追加しています。

解説(button2_Click)

int sel = listBox1.SelectedIndex;

にて、リストボックスの選択されているアイテムを取得します。選択されているアイテムのID番号を記憶します。

listBox1.Items.RemoveAt(sel);
選択されているアイテムのID番号からアイテムを削除します。

実行結果

Button1を押すとリストボックスに5つアイテムが追加されます。
リストボックスからアイテム(要素)を削除する:画像1

リストボックスからアイテムを選択しButton2を押すと、選択したアイテムをリストボックスから削除します。
リストボックスからアイテム(要素)を削除する:画像2

アイテムをデータ内容から削除する場合

アイテムをアイテムのIDではなくデータ内容から削除することもできます。

コード例

private void button3_Click(object sender, EventArgs e)
{
  listBox1.Items.Remove("Line:2");
}

解説

Remove()メソッドを用いるとアイテムの内容からアイテムを削除できます。この例では"Line:2"の内容を持つアイテムを削除します。同じ内容を持つアイテムが複数あった場合、最初の一つを削除します。

AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2011-08-31
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