Windows 10 で異なるDPIのウィンドウでマルチディスプレイにし、表示領域を拡張設定にすると、ディスプレイ間でInternet Explorer 11のウィンドウをドラッグ移動させると表示内容が自動で拡大縮小されることがあります。この動作を無効にする手順を紹介します。
また、異なるDPIのディスプレイを接続し、表示画面を複製した表示にした際に、DPIの高いディスプレイに解像度が合わされ、Internet Explorer 11の拡大率が変更されてしまう現象も発生します。
デスクトップで右クリックしポップアップメニューを表示します。メニューの[ディスプレイ設定]をクリックします。
または、設定画面の[システム]をクリックします。
[ディスプレイのカスタマイズ]画面が表示されます。ウィンドウ中央の[テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する]のスライダーが100%になっています。
サブディスプレイをクリックして選択します。こちらの[テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する]のスライダーは150%になっていることがわかります。サイズの数値がメインディスプレイとサブディスプレイとで異なる場合、ディスプレイ間でInternet Explorer 11のウィンドウをドラッグ移動させると表示内容が自動で拡大縮小されます。
拡大縮小を防ぐには、サブディスプレイのサイズも100%に変更しメインディスプレイとスケールを同じにします。
表示画面を複製する場合も高解像度のディスプレイにサイズが合わされてしまいます。
[テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する]のスライダーで100%に設定するとフォントサイズやボタンが拡大されない状態になります。